平年の開花日と平年の積算平均気温の関係

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上図: 桜は、春先の積算気温が一定の温度に達すると開花すると言われているが、その温度は観測地点によって異なっている。



桜(ソメイヨシノ)の開花は春先からの気温の上昇によってもたらされますが、もう一つの条件として、冬の期間に一定程度(5度程度)の低温にさらされ、休眠から目覚めることが必要と言われています(休眠打破)。鹿児島のように温暖なところでは、年によっては、このような必要な気温に遭遇しないため、開花が順調に行われず、満開に至らない年さえあると言われています。
鹿児島では、春先の気温が高いのに福岡、高知、静岡等よりも平年開花日が遅いのは、冬の低温の程度が不足しやすいためと言われています。