桜の開花日から満開日までの日数について

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2007年3月 桜前線研究所

 開花日から満開日までの日数もよく話題になる。そこで、平年値について、簡単なグラフを作成してみた。このグラフから、開花から満開までの日数は地域によって異なること、また平年で見た場合、四国、九州地方では8日〜9日、関東から中国地方は概ね7日間程度、北海道、東北、北陸地方は4日〜5日ということが分る。
 なお、この話題を一層分りやすくかつ有益にするため、気象庁から発表される本年(2007年)の開花日と満開日を逐次このグラフに書き込んでいくこととした。

2007年 桜の開花日と満開日(主要都市)





 東京について、開花日から満開日までの平均気温と満開日までの所要日数を表と相関グラフにしてみると以下の通りである。

桜の開花日から満開日までの平均気温と所要日数(東京:1991年〜2006年)

開花日 満開日 平均気温 開花日から満開日
までの所要日数
1991 3月30日 4月8日 11.2 9
1992 3月24日 4月1日 11.5 8
1993 3月24日 4月2日 12.1 9
1994 3月31日 4月5日 14.9 5
1995 3月31日 4月7日 12.7 7
1996 3月31日 4月7日 11.1 7
1997 3月21日 3月30日 11.3 9
1998 3月27日 3月31日 15.6 4
1999 3月24日 4月2日 11.4 9
2000 3月30日 4月6日 10.4 7
2001 3月23日 3月28日 13.7 5
2002 3月16日 3月21日 14.8 5
2003 3月27日 4月1日 13.4 5
2004 3月18日 3月29日 9.3 11
2005 3月31日 4月6日 12.5 6
2006 3月21日 3月28日 11.7 7

下のグラフに示した相関関係からいえることは、開花日から満開日までの気温が高ければ高いほど満開日までの日数が短くなるということである。東京の場合、このような説明で誰もが納得のいくような気がする。しかし、ここでこのページの1番目と2番目に示した図を見ると、気温の低い北海道、東北で地方等では開花から満開までの日数が暖かい地域より短くなっている。これでは開花日から満開までの気温が高いと満開までの日数は短くなるということが一般化できないことになる。どうしてだろう?という疑問がここで生じる。春先の気温の上昇スピードの違いか?よく分らない。しばらく勉強が必要のようだ。